活動レポートreports
SDGsリレー2020 第25回 ゴール12つくる責任つかう責任 有限会社エヌ
「エヌ」は、広島・福岡で「ref.」などのセレクトショップを展開しています。
大量の衣類や生産過程で余ってしまった残布などが、日々ごみとして処分されているアパレル業界。それでも、少しでも廃棄物を減らし、ものを長く使う日常を提案しています。服飾雑貨とともに、「ごみを作らない、売らない」を意識したこだわりの日用品、食品も扱っています。
ひとつは、アイデアを得て開発した、「ごみ」から生まれた蜜蝋(ろう)ラップ。プラスチックのラップのように一度きりで使い捨てるのではなく、洗って1年程度使い続け、最後にはキャンドルとして活用できます。
以前から蜂蜜を販売していましたが、蜂蜜の生産過程で得られる蜜蝋は、様々な効果を持っているのにほとんどが捨てられている実態を知り、もどかしく思っていました。ニュージーランドで使われている蜜蝋ラップをヒントに、残布と組み合わせて制作することを思いつき、開発を進めました。抗菌や防虫の作用があり、長く使える製品です。
廃棄物を減らし、消費の仕方を考え直すきっかけを提示することで、SDGsに貢献できればと思います。
≪会社概要≫
<会社名> 有限会社エヌ
<事業内容> セレクトショップ展開等
<代表者> 代表者 中本 健吾
<本社> 〒730-0036 広島県広島市中区袋町8-18